Career
vol.01

ノダの将来

ノダの社長と若手社員との対談。
テーマは「ノダの将来」です。

  • 代表取締役社長
    野田励

  • 建材事業部 広域営業所

    2015年入社
    農学部農学科

  • 建材事業部 営業推進部

    2016年入社
    生活環境学部生活環境学科

  • 建材事業部 東京営業所

    2017年入社
    知的財産学部知的財産学科

  • 繊維板事業部 生産技術課

    2018年入社
    農学研究科生物環境学専攻

CHAPTER1

入社の経緯、入社してから

僕は大学と大学院の6年間、森林について学んでいて、せっかくなら木材や森林の知識を生かせる仕事がしたいなと思っていました。その中で、木材を粉々にすりつぶして成形するMDFっていうのは、これからも結構汎用性が高いんじゃないかと思って、じゃあMDFのメーカーいいんじゃないかと思って調べて。かつ、ノダは製品も作っていますから、川上から川下まで幅広いところを見られるなと思ったんです。そこが魅力だと思ってノダに入社しました。

学生時代の私はいわゆる“リケジョ”で、農学部で環境デザインの勉強をしていました。就職活動では住宅環境や緑地化に関わる企業を探す中、ノダに出会いました。最終的な決め手になったのは、当時の採用担当の方の人柄でしたね。私がどの会社に入社するか迷っていたときに、選考は会社が学生を選ぶ場じゃなくて、学生も会社を選ぶ場なんだよとおっしゃっていただいて。選考の過程で、お互いにすり合わせをしながら決めていこうというふうに言っていただいたんです。それまでの選考ってかなり選ばれている感じだったんですけど、そこでちょっと歩み寄っていただいたところが、一番の決め手になったと思います。

私の実家は注文住宅で家を建てたんですが、家族みんなで休日に建材メーカーのショールームに行って、ドアのデザインや色を選ぶのがすごく楽しくて。そのときのわくわく感から家づくりに携わりたいなと感じて、大学では建築学を専攻し、就活では建材メーカーを志望しました。その中でもノダでは、ユニバーサルデザインを取り入れた製品を打ち出していることや、社員の人柄の良さに魅力を感じて入社を決めました。

私は建築業界とは全く関係ない法律系の学部出身なんですけど、内装関係に進みたいと思ったのは、大学で1人暮らしを始めたときでしたね。不動産の人と一緒に色んな家の中を見たんですけど、それがすごく面白くて。それから内装関係の会社を志望するようになりました。ノダに決めた理由は面接が面白かったからですね。淡々と質問に答えるだけじゃなくて、世間話をしている感覚で、あっという間に1時間経っちゃうような面接で、他の会社と全く違ったんです。こんな面接するところだったら風通しもいいのかなと考えて、入社させていただきました。

なるほど。やっぱり人って重要だよね。僕も就職活動のときは色んな方々とお話をさせていただいたけど、本当に魅力的な方が多くて、この会社に入社したらすごく楽しいんだろうなって思ったよね。実際私が新卒で入社した企業では本当に素敵な人しかいなかったので、自分が選んだ選択は正しかったなと思ったかな。
皆さんは、入社後にギャップを感じたことはありましたか?

建築現場で物を運んだり、大工さんを手伝ったり、サイズ測って打ち合わせしたりとか。そういったことは何もイメージはしてなかったので、こんなことまでやるのかと驚かされました。サラリーマンの仕事って、オフィスで事務作業して、お客様を訪問して提案して・・・みたいな感じだと思っていたんですけど、実際はそれだけじゃないんだなと。最初こそ戸惑いましたけど、先輩方にいろいろフォローはしていただけて、今は結構自信持って現場打ち合わせもできるようになりましたね。

たしかに。思っていたより家づくりの現場に近いよね。

私は先輩社員の向上心の高さに驚かされましたね。私が所属している部署では、役職に関係なくそれぞれ興味のある事を勉強して資格を取得していて、頑張っている方が多い部署なんです。入社歴を重ねても向上心の高い方々と一緒に働けるっていうのは、すごいメリットだと感じています。

すごいな。ちなみに資格は取得したの?

SNS系の資格です。

なるほど。これから活かせそうな資格だね。

僕も社員の人柄についてギャップを感じました。100年以上の歴史がある会社ですから、お堅いイメージを持っていたんですよ。でも実際は話しやすい方がすごく多くて。「こんなことを思い付いたんですけど」って言ったら「それ面白いね」とか、「これ分からないんですけど」って言ったら「それはこういうことだよ」ってすぐ教えてくれるし。他部署の方でも食堂で横に座ったら普通に話せるし。垣根のなさにすごくギャップを感じましたね。

わかるなぁ。私は入社当初、新製品の企画などを行う部署に所属していたんですけど、製品企画の会議に1年目から入らせていただいたんですよ。そこで「新入社員の意見ない?」ってお偉い方々がいらっしゃる前で意見を求められたりして。こんなフラットに意見を求められる環境には驚きました。1,000人規模の企業なのに、一新入社員の意見も聞いてもらえるんだ!って(笑)

そこが僕がノダの中で一番変えたいところだったから、そう思ってくれてすごく嬉しいね。僕がノダに入社した当時は、部署間の交流が少なかったり、年功序列が厳しかったりして、色んなところが堅い会社だったんだよね。皆さんは経験していないけども、うちの会社はリーマンショックのときに4期連続赤字っていう時期があったんだよね。そこで「変わらないとこの会社なくなっちゃう」っていうような危機感が生まれて、それが結果として良い方向に向かっているのかなと思います。もちろん今はあくまでも変わっている途中で、今後もっと変わらないといけないとも思っています。そんな中で、皆さんのように若い人材がいろんな刺激をくれているっていうのは、会社にとってものすごくいいことだと思っていますね。

CHAPTER2

歴史ある会社に勤めるということ

ノダは変わっていかないといけないって話をした後にこんな話をするのも変だけど、逆にノダの歴史の長さについて良いと感じたことってあるかな。

新規のお店に行ったときですね。初対面なのに「建材メーカーのノダです」って言うと「ああ、ノダさんね」って。業界で知らない人がいないんですよね。ノダだからこそ新規のアポなしで行ったとしても、時間取ってもらえることもあるということで、ほんとに提案すごいしやすいんですよね。初対面でもしっかり話を聞いてもらえるというのは、ベンチャーとか社歴浅い企業だと難しいんじゃないのかなと。そういう点は歴史ある方が、やっぱいろいろ仕事がしやすい環境にあるのかなっていうのは思いました。

先輩方が築いてきた財産だね。

就活をしていたときに、大学から「どこの選考受けているんですか?」って質問されたことがあって。そのときに「ノダです」って答えたらBtoB企業なのに先生方も知っていたんですよね。建築業界で有名な点っていうのは、すごい良いと思いますね。
あとは長く一緒に働いているおかげだと思うんですけど、皆さん仲良いんですよね。休日集まったり、会社のイベント事とかがあったり。皆さんがアットホームな空気感を作ってくれて、それが受け継がれているのかなと感じています。

学ぶことが多いっていうところですね。長年勤務されている方が、製造ラインができた当初のことから教えてくれるんですよ。自分たちで営業に行ってとか、こんな改造をしたとか、細かいところまで教えてくれて。自分では全然経験できなかったことを、直にやってきた人から聞けるっていうのが、自分にとってはすごい勉強になるし刺激になるなって。
歴史があるってことは、それまでの時代をつくってきた方々がいるってことですよね。じゃあ自分たちは次どういう時代つくっていくか。これを考えるのも自分の仕事だと思うし、それを考えるのも楽しいって思いますね。

老舗メーカーながら歴史ある商品があって。その代表がノダラスカットだと思うんですけど。実際リフォームとか改装では必ずと言っていいほど使われている商材だと思っています。先日も母が「店舗の外装工事でラスカット使われていたよ!」って報告をくれたりだとか(笑)

すごい素敵なお母様だね。

流石ですね。

お誕生日とか母の日とか、ちゃんとお祝いしている?

毎年カーネーション送っています(笑)ラスカットのような、昔ながらの商品をずっと守り続けている。そういうところも素敵だなと思いますね。

そうだね。お客様であったり取引先との信頼関係。これは簡単には構築できないものなんですけど、それを何十年と先輩方が築いてきてくれているものがあるっていうのは、ほんとにありがたいことですよね。こうした下地があるから、本音でいろんな話をできたり、困ったときはお互いさまで助け合おうっていう関係性がずっと続いているし。これはほんとに会社の財産だと思いますね。だからこそ僕は、信頼関係をもっと太くするか、もっといろんなところと信頼関係を築けるようにして、次の代にバトンタッチしてかなきゃいけないよねって思っていますね。

CHAPTER3

今後やってみたい仕事

今後仕事においてやってみたいことはある?

私は目先のことでも、とにかくどんどん新しいことに挑戦していきたいって思います。今いる環境の居心地もすごく良いんですけど、そんな環境をがらっと変えてみるのも面白いのかなって。今まで挑戦したことがなかったようなことにも、どんどん挑戦していきたいなって思っています。

新しいことをやりたいっていうのは良いんじゃないかな。うちはこれからどんどん新しいことやってかなければいけないので。逆に新しいことにチャレンジできないって言われちゃうとモチベーション下がっちゃいますから。

ノダでは川上も川下も見られるので、本当に良い環境だなって思っています。

私は大学時代に研究の一環でカラーコーディネーターの資格を取ったので、さらにステップアップして次の級に挑戦するとか、そういったスキルアップをしたいと思います。今日の話の中でも、後輩が資格取得に励んでいるところに刺激を受けました。私は営業職としてプラスアルファの提案をすることを大切にしたいので、自分自身がスキルアップをしなくてはいけないなと思っています。

私は、ゆくゆくはなんですけど、自分の何らかの意見が反映された商品を売ってみたいです。先輩社員にそんな人がいるんですけど、「実はこの商品の開発、私も携わったんですよ」とか「意見1個出したんですよ」って言えたらかっこいいなと思いまして。

確かに、メーカーで働く醍醐味だよね。

わかります!私は自分の意志の入った製品をデザインしたいって思っています。特にバリアフリー製品や公共施設に使われる製品。街中を歩いていて、この物件に携わったんだなっていうことって、住宅の内装建材はすぐ分からないんですが、公共施設だったらすぐ分かるので。
あとは展示会のブース設計に携わりたいです。今も初出展する展示会のブースのデザインを考えているんですけど、ノダを知らない方にどうやって伝えるか考えるのはなかなか難しくて。今後は大規模な展示会のデザインを任せてもらえるようにスキルアップしていきます。

なるほどね。ちなみに他社さんでは展示会のデザインを1人の女性が責任者になって、全部作り上げているんですよ。もう10年ぐらいやっているんじゃないかな。

すごいですね!私もそうなりたいなって思います。

自分の思いが形になる仕事って製品の企画や開発を行う部署だけがやっているって思いがちだけど、営業が日報に書く要望が製品に活かされるってことはいっぱいあるじゃないですか。そこももっと磨いていきたいですね。普段から自分が何を感じているのか、それをちゃんと言葉にして周りに伝えられるかっていうのは、すごく大切にしてほしいと思います。言葉にして伝えられなかったら、こんな製品作りたいと思っても形にはならないですから。だから今、皆さんは製品の開発やデザインに携わってないかっていうと実はそんなことはないんです。もう既にそういう仕事は始まっているんだって思っていてほしいですね。

Career
vol.02

ノダの女性キャリア

異なる職種の社員が、
女性のキャリアについて対談しました。

READ MORE
VIEW LIST