Clipping Life
有効開口ってドア・引戸のどこのサイズ?
住まいのプランニングで「有効開口」という言葉を耳にすることがあります。しかし、「ドアや引戸のどの部分を指しているのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。今回は有効開口の基本から、生活シーンでの活用ポイントまで解説します。
有効開口とは、ドアや引戸を開けたときに「実際に人や物が通れる幅」のことを指します。
単純にドア枠の内寸を意味するのではなく、開き戸であれば丁番(ちょうばん)やドアの厚みが影響します。そのため枠の幅よりも狭くなり、一般的なドア(幅755mm)の場合でも、実際の有効開口は約640mm前後となります。
引戸の場合はドアが壁に沿ってスライドするため、開口幅がそのまま通路幅として確保しやすいのが特徴です。
家具や家電を搬入する際に「通れるかどうか」を判断する基準になります。洗濯機や冷蔵庫などは意外にサイズが大きいため、有効開口を意識しておくことが重要です。
車椅子利用を考えた住まいでは、有効開口の広さが安全性や快適性に直結します。幅800~900mm以上あると車椅子でも通りやすくなり、リフォーム時にも重要視されるポイントです。
建具の有効開口だけでなく、廊下幅や部屋のレイアウトも含めて検討する必要があります。廊下が狭い場合、せっかくドアの有効開口を広げても使いにくくなることもあります。住まい全体で「動きやすい寸法計画」を意識しましょう。
ノダでは、介護やバリアフリーに配慮したユニバーサルデザインドア「ケアシスト」をご用意しています。
両折れ戸タイプで一般ドアに比べて開閉に必要なスペースを少なくでき、有効開口を広く確保できる設計となっており、車椅子の通過や介助スペースの確保に役立ちます。将来を見据えた住まいづくりにおすすめの建具です。
有効開口は「人が通れる実際の幅」であり、建具選びや生活動線を考えるうえで欠かせない基準です。普段の家具搬入から将来のバリアフリーまで、住まいを長く快適に使うために、ぜひ意識してみてください。
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